呼吸器外科領域における経皮的血液ガスモニタリング機器使用の有用性及び安全性の検討
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- 藤原 誠
- 研究代表者
- 広島大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K18218 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19K18218
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55040:呼吸器外科学関連
- 研究機関
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- 広島大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2021-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
この研究はより低侵襲で安全性の高い呼吸器外科領域の周術期管理および術中管理を目的とした研究である。経皮血液ガスモニタは、NICU(新生児集中治療室)ではその有用性・低侵襲性から広く普及しているが、成人呼吸器外科領域における使用に関する検討はほとんどない。当院では少数の使用経験から、①術中においてEtCO2より経皮血液ガスモニタの方が実際のPaCO2とよく相関し、高精度である事を明らかとし、②術後においては定期的な動脈血液ガス分析より、経皮血液ガスモニタリングの方が術後合併症の早期発見、治療に有用かつ低侵襲であると考えた。本研究では経皮血液ガスモニタの有用性及び安全性の検討を目的とする。