確率洪水比流量曲線を用いた地域的洪水危険度の将来予測
研究課題情報
- 体系的番号
- JP26450344 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 26450344
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 生物系 > 農学 > 農業工学 > 地域環境工学・計画学
- 研究機関
-
- 岡山大学
- 研究期間 (年度)
- 2014-04-01 〜 2017-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 3,250,000 円 (直接経費: 2,500,000 円 間接経費: 750,000 円)
研究概要
全国の6流域それぞれにおけるレーダーアメダス解析雨量及び地域気候モデル(RCM)による将来の時空間降雨分布データに,6定数型の面積降雨-面積-降雨継続時間関係式(DAD式)を適応し,これに基づく洪水比流量曲線を用いて各流域における確率洪水比流量の将来変化を調べた。その結果,将来変化の傾向は流域によって異なり,とくに流域面積による洪水流量の増加傾向に違いが見られた。また,近年公表された全国各地における既往最大面積雨量のDAD関係から洪水比流量曲線を推定した結果,北海道南部などで,現在ダム設計基準等に用いられているCreager式,角屋・永井による式を上回る洪水比流量が推定された。