MAIT細胞活性化による慢性炎症性眼疾患治療の確立
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K09061 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K09061
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56060:眼科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
ぶどう膜炎では、急性期において多数の免疫細胞が眼内に浸潤し激しい炎症反応によって眼組織が障害され視機能低下に繋がる。治療はステロイドを中心とする免疫抑制療法が行われているが、治療が奏功せずに慢性化する症例もある。炎症の慢性期においては、持続的な炎症が続くことにより眼組織障害が進行してしまう。慢性期のぶどう膜炎患者では自然リンパ球細胞であるMucosal associated invariant T(MAIT)細胞が減少しており、炎症慢性化の一因となっていると考えている。本研究ではMAIT細胞の活性化機構、炎症抑制機構について解析し、眼炎症の慢性化に対する新規治療法の開発・確立を目的とする。