遺伝解析・先進センシング・長期観測データの統合による樹木結実豊凶制御機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H00525
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H00525
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 国立研究開発法人森林研究・整備機構
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 48,100,000 円 (直接経費: 37,000,000 円 間接経費: 11,100,000 円)
研究概要
種子生産は森林の天然更新の起点であり、森林生態系の諸機能を持続的に維持するための最重要プロセスである。異常気象の頻発が引き起こす種子生産パターンの乱れを予測することは喫緊の課題であるが、その予測の鍵となる繁殖への資源配分を制御するメカニズムはよく分かっていない。そこで本研究では、遺伝子マーカーを使って、資源配分の制御と開花・結実を引き起こすメカニズムを解明する。また、先進センシング技術を活用することで、個体レベルでの開花・結実現象の評価を群落レベルに拡張する。さらに、本研究の長期観測データを分析することで、世界で初めて統合的な学説を構築する。