日本語教師の態度涵養を目指したケース・メソッド授業の研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K04020
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K04020
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分02090:日本語教育関連
- 研究機関
-
- 筑紫女学園大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
日本語教師に求められる資質・能力は,知識,技能,態度の3分類で示される(文化庁文化審議会国語分科会,2019)。しかし,養成段階で体系的に態度が扱われてきたとは言いがたく,態度涵養を目的とするケース学習を考案し,養成課程で試行をした。ケースは現場でのコンフリクト場面を扱い,省察と対話を促すことで態度を涵養していく。しかし,その態度涵養の様相は明らかにできていないという課題が残った。 そこで本研究では,ケース学習参加者の思考変容の分析を十全に行う。また,研究期間の中盤以降は,現職日本語教師(初任)に対象を広げ,日本語学校関係者と連携しながらケース学習の可能性を探り,教育プログラムの完成を目指す。