ダウン症候群のTAMに合併する肝不全の発症と重症化の病態解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K11023
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K11023
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
ダウン症候群児の約10%が出生時に一過性骨髄異常増殖症(transient abnormal myelopoiesis; TAM)を合併し、さらにそのうち約15%が乳児期早期死亡する。死亡原因の約半数は肝線維症による肝不全である。芽球数の多いTAMでは少量AraC治療にて死亡リスクが減少するが、芽球が少なくても肝不全を発症する例や、芽球が消失後にも肝不全が重症化する例があり、一度発症した肝不全に対しては有効な治療法は無い。申請者らは予備調査から、特定のケモカインが肝不全の発症と重症化に関与している可能性を見出したことから、TAMによる肝不全の発症と重症化の病態を解明して、予防と治療に介入可能な標的を絞り込む研究を行う。