NbSとしての河川伝統工法を用いたネイチャーポジティブな流域治水手法の確立
-
- 林 博徳
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K15373
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K15373
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分64040:自然共生システム関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
本研究は、気候変動と生物多様性の課題に対処するための「NbS(Nature-based Solutions)」の一環として、日本の伝統的河川工法に着目し、その機能を科学的に評価することを目的とする。空石積み構造物に代表される伝統工法の環境機能と治水機能を定量的に明らかにし、対象流域全体に適用した場合の効果を検証する。これにより、NbSとしての伝統工法がネイチャーポジティブな流域治水にどの程度貢献するかを明らかにし、持続可能な河川管理手法を提案する。本研究は、伝統技術の現代課題への応用と流域全体での効果検証において独自性を持ち、気候変動や生態系保全に対する新たな視点を提供する。
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1040018274936062976
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- KAKEN