超高密度多点地震観測と高精度映像分析による爆発的噴火ダイナミクスの解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K22589
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K22589
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
-
- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
本研究は、桜島の爆発的噴火の発生機構を調べるために、最新の震動計測技術である光ファイバーケーブルとDAS(分散型音響計測システム)と地震計アレイの観測・データ解析を実施する。地震動の解析から爆発的噴火時の火道内震動源の時空間分布を求め、また映像観測データの分析から火口直上の噴煙運動を定量化する。両者の比較から、火道内マグマの上昇速度や噴出率の時間変動を推定し、噴火規模や強度、継続時間等との関係を調べ、火道流モデルなどの理論的な研究と比較することにより、爆発的噴火のダイナミクスを解明する。また、島内に稠密に設置したDAS地震観測データをもとに、マグマ溜まりや火道の探査を試みる。