核融合発電を志向した材料科学に基づく薄膜ナノ結晶制御法の開発と高強度化への展開
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K23287
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K23287
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分31020:地球資源工学およびエネルギー学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
化石資源に頼らない発電方法として核融合発電が有望視されている。プラズマを強磁場で閉込めて制御するには超伝導技術が不可欠であり、超伝導線材を用いた超伝導コイルが求められる。本研究は、将来の核融合発電を志向し、磁束ピン止め点を超伝導薄膜線材中に導入するための薄膜ナノ結晶の制御法を確立する。 本研究が達成されれば、学術的な波及効果として結晶材料の薄膜結晶成長に関する学理を構築できる。また、超伝導線材の磁場中での通電性能はナノ結晶を用いる磁束ピン止め効果に依存することから、工学的な波及効果として超伝導材料の強磁場中での高性能化がある。