炭素安定同位体比とアクアポリンとの関係に基づいた都市樹木機能の新評価法確立
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K28242
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K28242
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分63040:環境影響評価関連
- 研究機関
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- 京都工芸繊維大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
都市樹木は、緑陰形成や蒸散による冷却、二酸化炭素吸収などにより都市環境を改善するが、地球温暖化・ヒートアイランド化や大気汚染によって、活性の低下が確認されている。樹木活性の維持には光合成の維持が必須であり、そのためには光合成を調節する気孔開閉特性が鍵となる。気孔応答の調節因子の一つである輸送体タンパク質「アクアポリン」と、気孔応答の指標となる「炭素安定同位体比」とに着目し、アクアポリンの存在量と植栽現場における樹木の気孔開閉特性との関係を明らかにすることで、都市樹木機能の新評価法を確立し、都市環境変化への適応性が高い樹木種を提案する。