オルガネラ間の脂質分配による葉緑体機能のカスタマイズ
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- 祢宜 淳太郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K02046
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K02046
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分44030:植物分子および生理科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
植物細胞における脂質は、小胞体、葉緑体(色素体)、ミトコンドリアの3つのオルガネラで合成および輸送され、多様な機能を発揮する。脂質のオルガネラ間での輸送メカニズムの1つとして、小胞体と葉緑体のコンタクトサイトに局在する脂質輸送体が発見されているが、その生理学的意義については不明な点が多い。これまで我々は、この脂質輸送体が機能喪失すると、孔辺細胞において葉緑体の形成が阻害されることを見出した。本研究では、オルガネラ間の脂質輸送の新たな機構やその意義を明らかにすることで、各種オルガネラへの脂質分配が細胞分化に連動して葉緑体をカスタマイズし、細胞の機能化を司る働きがあるという新しい説を提唱する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040018351905955072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN