キラルカラムクロマトグラフィーの分子機構の理論的解明と機能予測モデルの構築
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K21756
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K21756
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-06-28 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,370,000 円 (直接経費: 4,900,000 円 間接経費: 1,470,000 円)
研究概要
キラリティを持つ分子とその鏡像異性体の分離は創薬や有機合成など多くの分野で不可欠であり、キラルカラムを用いた高速液体クロマトグラフィーが広く利用されている。ところが、キラルカラムとして用いられる高分子は構造が柔軟であり、吸着過程で見られるキラル分子との分子間相互作用は複雑となるため、分子レベルでのクロマトグラフィーの仕組みの理解は遅れている。本研究では、キラルカラムに対する分子シミュレーション手法を確立し、キラルカラムとキラル分子の間のダイナミックな分子間相互作用を明らかにすることで、キラルカラムクロマトグラフィーの原理解明と機能予測モデルを構築することを目指す。