腎細胞がんにおけるMHCクラスIIを介した免疫抑制メカニズムの解明と新規治療法の開発

研究課題情報

体系的番号
JP24K23360 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
24K23360
研究種目
研究活動スタート支援
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 0901:腫瘍学およびその関連分野
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2024-07-31 〜 2026-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
2,860,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 660,000 円)

研究概要

免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は多くのがん種において有効性が示されているが、長期効果が得られる症例は限定的である。また腎細胞がんでは、抗腫瘍免疫応答の主体であるCD8+T細胞の腫瘍局所浸潤が予後不良と関連していることが知られており、その原因は不明であった。申請者は、腎細胞がんの一つのサブタイプおいて、活性化Treg細胞と末期疲弊型CD8+T細胞の豊富な浸潤が共存することを発見し、これが予後不良やICI抵抗性に寄与する可能性を示唆している。本研究では、腎細胞がんにおけるTreg細胞主導の免疫抑制機構を解明し、バイオマーカーと新規治療ターゲットの同定を目指す。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ