エピ変異可視化システムの創成
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- 杉山 圭一
- 研究代表者
- 国立医薬品食品衛生研究所
研究課題情報
- 体系的番号
- JP15K00561 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 15K00561
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 総合系 > 環境学 > 環境解析学 > 放射線・化学物質影響科学
- 研究機関
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- 国立医薬品食品衛生研究所
- 研究期間 (年度)
- 2015-04-01 〜 2019-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
ゲノムDNAのメチル化異常など発がん等の疾病に関与するとされるエピジェネティック変異(エピ変異)については、グローバルレベルで有効性が確認された検出システムは確立されてはいない。本研究では、エピ変異を簡便に検出可能とする微生物ベースの試験系確立を目的としている。独自に発見した表現型となるDNAメチル化酵素遺伝子形質転換酵母の凝集反応を基盤に、凝集遺伝子FLO1プロモーターを用いたエピ変異検出系の構築を進めた。その結果、酵母凝集反応を指標にエピ変異を簡便に可視化できる可能性を認めた。
発がんの予測に有効な遺伝毒性試験の結果をより精緻化できる潜在能力を有すると期待されるエピジェネティック毒性試験系について、そのプロトタイプを独自の着想に基づき構築しかつその有効性を認めた点は、今後の化学物質による発がん性評価を考える上で新たな視座を与える可能性がある。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040282256815294464
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN