教育と福祉専門職間の協同関係構築と新しい専門性のための研修体制に関する実践的研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP18K18618
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 18K18618
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分9:教育学およびその関連分野
- 研究機関
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- 東北大学
- 仙台白百合女子大学
- 研究期間 (年度)
- 2018-06-29 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 6,370,000 円 (直接経費: 4,900,000 円 間接経費: 1,470,000 円)
研究概要
地域のケイパビリティを高める上で関連専門職である社会教育職、社会福祉職、医療職との連携が欠かせない。しかし、同時に、専門職=プロフェッションとは関連領域との違いを強調する中で成立してきた。したがって、必要性は認識されながらも、その連携をどうつくるのか。研修システムをつくることが課題とされてきた。 本研究は、その課題解明を明らかにするために、スコットランドの教育職、福祉職との連携政策及び研修制度から学ぶとともに、日本における実現の方略を明らかにするための実証的調査を実施した。
本研究を通して上記課題に関する研究を進めてきた。その成果は、髙橋満「高齢者の学習参加の意義―ケイパビリティ・アプローチ適用の可能性―」等として公表してきた。A.センは国際的政策形成に大きな影響を与えており、初めての本格的な教育の視点からの理論的検討であり、しかも、その中で専門職者の連携等の課題について論じており、学会においても大きな影響を与える成果として評価を得ている。