部分疎水化が創発する両親媒性の理解を通した新たなタンパク質機能の開拓
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H00841
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H00841
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分27:化学工学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 45,370,000 円 (直接経費: 34,900,000 円 間接経費: 10,470,000 円)
研究概要
生命の最少単位である細胞の約7割は水からなり、我々の生命活動を担う多くの物質は水に溶けた状態で働いている。一方、細胞は、水と油に馴染む性質を有する脂質と呼ばれる両親媒性の分子によって二重膜構造を形成し、その形と機能を維持している。膜に存在するタンパク質は、細胞の内外の情報やエネルギーのやり取りを通して、その生命活動の一翼を担っている。本研究では、脂質二重膜とタンパク質の間に働く弱い相互作用に注目し、これを人工的に制御することを試みる。さらに、脂質からなる薬物キャリアと組み合わせることで、新しいタイプの抗菌剤を開発することを目的とする。