低潮流域に適用可能な浮沈式潮流発電システムの実海域実験
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H02365
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H02365
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分24020:船舶海洋工学関連
- 研究機関
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- 長崎大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 13,780,000 円 (直接経費: 10,600,000 円 間接経費: 3,180,000 円)
研究概要
我が国は四方を海に囲まれており、低流速海域においても有効な高効率潮流発電システムを開発するために、タービン面における流れを増速するディフューザー付き水車システムを適用し、タービンおよびディフューザーの最適形状を一体として求める手法を確立する。発電コストの低減化を実現するためにロープ係留による浮沈式潮流発電システムを提案する。このシステムは、流れが微速時には水面に浮上し、流速が大きい時には中層で流れに正対して発電するもので、装置の設置・回収に伴うメンテナンスコストが大幅に低減可能である。この小型実証装置を実海域に設置し、数か月間の実験によってその有効性を示す。