プロセッサ内部状態のモデリングに基づく高性能志向プロセッサの高セキュリティ化
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- 谷本 輝夫
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K20235
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K20235
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分60040:計算機システム関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
計算機システムをマイクロアーキテクチャ攻撃から守るため,プロセッサ内部状態変化のモデリングに基づく高セキュリティ化手法を確立する.マイクロアーキテクチャ攻撃とは悪意ある命令列の実行により機密情報の取得や権限昇格などを行う攻撃である.これらの攻撃が成立する本質的理由はプロセッサの様々な高速化手法が内部状態に副作用(ソフトウェアからは直接観測できない内部状態の変化)を持つことである.そこで,本研究では命令実行の依存グラフ表現を拡張することで,機密情報の露見につながる内部状態のモデリング方法を確立し,内部状態から機密情報の露見防止への活用を目指す.
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040282257001269632
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN