希少糖をリードとした新規抗がん剤の開発および作用機構の解析
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- 柳田 亮
- 研究代表者
- 香川大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23780117
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23780117
- 研究種目
- 若手研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系 > 農学 > 農芸化学 > 生物生産化学・生物有機化学
- 研究機関
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- 香川大学
- 研究期間 (年度)
- 2011 〜 2013
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
本研究は,がん細胞増殖抑制活性を示す希少糖の一種であるD-alloseの構造修飾,活性異性体構造の解明による高活性誘導体の開発,分子プローブ化による作用機構の解析を目的とした. まず,D-alloseのC-6位水酸基の構造修飾を検討し,C-6位水酸基を中鎖脂肪酸エステルとすることでヒト白血病細胞株に対する活性が最大約30倍向上することを明らかにした.次に,環構造を制限した誘導体の活性評価から,6員環構造が活性に主に寄与していることを明らかにした.また,分子プローブの基盤となる膜透過性単糖プロドラッグの合成に成功した.