アジア民族間の口腔表在性癌発症背景の分子病理疫学的比較研究

研究課題情報

体系的番号
JP25305035 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25305035
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 一部基金
審査区分/研究分野
  • 生物系 > 医歯薬学 > 歯学 > 形態系基礎歯科学
研究機関
  • 新潟大学
研究期間 (年度)
2013-04-01 〜 2017-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
18,200,000 円 (直接経費: 14,000,000 円 間接経費: 4,200,000 円)

研究概要

高齢化社会への移行に伴い口腔がん、とりわけ表在性扁平上皮癌、が増加しているが、その発生背景を究明するため、アジア諸国とわが国の口腔表在性癌症例を比較検討することを計画しして、各地で症例を収集した。まず、科学的根拠に基づく病理診断基準を確立し、その基準にしたがった診断法を各地の研究施設間で均霑化した。ついで、口腔表在性癌の病因は各地で大きく相違するにも関わらず、特定分子の発現を客観的指標に診断を実践することの正当性を証明した。とくに、口腔表在性癌に特徴的に高分化傾向はケラチン(K)17発現で規定される皮膚型正角化という特異的共通項で括られるという事実を確認し、その細胞生物学的意義も説明しえた。

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