犯罪被害の暗数化の要因に関する研究

研究課題情報

体系的番号
JP19730438 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
19730438
研究種目
若手研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 人文社会系 > 社会科学 > 心理学 > 臨床心理学
研究機関
  • 白梅学園短期大学
  • 青山学院大学
研究期間 (年度)
2007 〜 2008
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
1,450,000 円 (直接経費: 1,300,000 円 間接経費: 150,000 円)

研究概要

本研究は、わが国でこれまで実証的資料が乏しかった犯罪被害の暗数化の要因、すなわち被害者が警察に届け出るのを躊躇する要因について、探索的に調査研究および文献研究をおこなったものである。その結果、(1)被害の種類(特に性暴力被害)、(2)加害者との関係(顔見知りであること)、(3)警察への不信、(4)被害者の心理的負担、(5)情報不足、(6)社会的偏見、(7)重大性の認識などが抽出された。暗数化を抑制する一策として、警察との間に法律の専門家が入る相談ルートの強化や、犯罪被害の実態に関する正確な情報提供や教育の機会が重要である。

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