子どものいのちに関わる協働意思決定の実態調査研究~小児科医と家族の対話の構造化~
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K10293 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21K10293
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
- 研究機関
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- 西南女学院大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
重篤な病態を抱える子どものいのちに関わる医療の方針は、小児科医と家族の協働意思決定を通じて個別に見出される。その協働の実像である両者間の対話がどのような関係性の中で、いかなる言説で構築され、最終的に決定に至っているのか、それを現場から把握する意義は大きい。現場の意思決定支援の在り方が示唆され、それが子どもにとって最善の医療方針に還る。 本研究では、我が国の小児医療現場における小児科医と家族の対話の実態を調査する。対話を通じて(1)交わされる言説(言葉と文脈)、(2)構築される関係性、(3)最終決定に至る過程、について、小児科医・家族・看護師の三者の視点から、質的・量的に明らかにする。