電力供給不要なワイヤレス電源の開発を志向した等温発電材料の薄膜化の挑戦
-
- 寺西 亮
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K18831
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K18831
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 中区分26:材料工学およびその関連分野
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-07-09 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 6,370,000 円 (直接経費: 4,900,000 円 間接経費: 1,470,000 円)
研究概要
本研究では、Ba8Si46のSiサイトの一部をAuで置換して、結晶内でAu組成を傾斜化することによるn型-真性-p型の連続的形成を行う。これまで、機能発動に必要な組成の傾斜化に数cm長まで結晶を育成する必要があった。加えて、得られる起電力が小さいことも実用化への課題のひとつとなっている。 本研究では、薄膜プロセスを利用して発電に寄与するn型-真性-p型の極微小領域を作製することによる、素子の小型化を試みる。薄膜化が実現できれば、薄膜を積層することによる起電力の増大への展開に期待でき、積層化が実現すると小型のローカル電源に展開できる。