神経性やせ症の病態形成に尿毒症毒素が及ぼす影響の解明

研究課題情報

体系的番号
JP23K14715
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
23K14715
研究種目
若手研究
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分52010:内科学一般関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2023-04-01 〜 2027-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)

研究概要

神経性やせ症(Anorexia nervosa:AN)は極度の低体重を呈する難治性疾患である。申請者らはこれまでAN患者の腸内細菌叢の異常、それが体重増加不良や不安様行動の発現に関与し、AN患者では腸内細菌が生成に関与する尿毒症毒素(Uremic Toxin:以下 UTx)の濃度が高いことを明らかにした。一方、高値であったUTxは非アルコール性脂肪性肝疾患の原因物質として注目され、AN患者の脂肪肝との関連も推測される。本研究ではANモデルマウスを用い、AN患者の腸内細菌叢がUTx生成に及ぼす影響、UTxがAN患者の病態に及ぼす影響を科学的に検証し、AN治療に有効な栄養療法、薬物療法を開発する。

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