近可積分量子系における特異極限の絡み合いと複素古典力学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K22417
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K22417
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分13010:数理物理および物性基礎関連
- 研究機関
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- 東京都立大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 15,730,000 円 (直接経費: 12,100,000 円 間接経費: 3,630,000 円)
研究概要
系が特殊な対称性をもたない限り,運動の自由度を2つ以上もつ系(以下,多自由度系という)の古典力学にはカオスが発生する.多自由度系の量子トンネル効果は古典カオスの影響を受けるのか?量子力学における基本的な問いでありながら,その問題が提起され40年近くが経った現在でも,我々はその答えを知らない.本研究では,複素半古典論など,我々自身が独自に発展させてきた手法,蓄積してきた経験をもとに多自由度トンネル効果に関するこの最も基本的な問題を追求する.特に,複素カオスがトンネル効果に顕在化することを立証し,教科書で学ぶ1自由度のトンネル効果と多自由度のトンネル効果の本質的な違いを明らかにする.