抗体医薬の高機能化に向けた抗体の分子経絡の解読と改変
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- 谷中 冴子
- 研究代表者
- 東京工業大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K24018
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K24018
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分47020:薬系分析および物理化学関連
- 研究機関
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- 東京工業大学
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
本研究では、抗体分子中に張り巡らされた“分子経絡”の全体像を把握し、分子経絡の改変を通じた生体高分子の機能改変を行うことを目指す。抗体分子は内部構造の自由度に富んでおり、分子の特定の部位への摂動が運動性の変化として分子内を伝播し、最終的に遠位のドメインの性質を変化させて機能が調節されると考えられる。こうした運動性が伝播するネットワークは、いわば人体における経絡のように抗体分子内に張り巡らされていると考えられる。このネットワークを解読できれば、ツボを刺激することで遠位の部位に影響を与えるがごとく、アロステリックに抗体の機能を変化させることが可能となり、抗体工学の可能性が大幅に広がるであろう。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040299826879351424
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN