モアザンヒューマンの美学――動物論的転回以降の感性論的可能性
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K25276 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K25276
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分01050:美学および芸術論関連
- 研究機関
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- 近畿大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,850,000 円 (直接経費: 14,500,000 円 間接経費: 4,350,000 円)
研究概要
本研究は、人間と人間「以外」の動物の感性論/美学を、人文科学・自然科学の両学問領域に浸透している動物論的転回を踏まえ、従来の動物美学を再考し、感性論/美学を更新する試みである。これまでの動物研究の理論/実践は、動物行動学と動物倫理学とを繋ぐ軸線の上に位置してきた。この軸は、動物の生態を客観的に記述・認識すること(真)と動物の倫理的側面を主張すること(善)を繋ぐ軸でもある。だがそこでは、その間にあるはずの、中継地点にあたる感性/美の次元が大きく欠落している。この、ミッシング・リンクとしての動物美学(美)を前景化し、感性論/美学の更新がいかにして可能なのかと問うことが本研究の核にある。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040299826880035968
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN