アーカイブ資料に基づく第二次世界大戦前後の人類学史の再検討
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K00190
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K00190
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分04030:文化人類学および民俗学関連
- 研究機関
-
- 桜美林大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
人類学は、西洋植民地由来の学問と批判されている。そこで、人類学史を明らかにすることで、学術と社会の関係の再構築と応答の責任をはたしたい。そのため、個々の人類学者がいかに国策に関与していたのか、という観点から新たな枠組みの人類学史を構築する。近年整備されてきた研究者個人、および公開が進んでいる第二次世界大戦時期のアーカイブ資料、研究者とその遺族へのオーラル・ヒストリー、現地でのフィールドワークなどを合わせた人類学史の研究を進める。 戦間期の人類学と政府の関係が、いかに戦後への連続性と断絶性に結び付いたかを検証し、現在問われている人類学の社会的責任について、人類学の歴史を解明することで応答する。