生物の系統・全ゲノム情報を利用した貿易を通じた種多様性・固有性評価に関する研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H00651 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H00651
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
- 研究機関
-
- 総合地球環境学研究所
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 40,430,000 円 (直接経費: 31,100,000 円 間接経費: 9,330,000 円)
研究概要
私たちの消費は複雑なグローバル・サプライチェーンを通じて、消費している場所とは全く異なる場所で種を絶滅の危機に晒していることが明らかになってきた。例えば、研究代表者らが、Nature誌に掲載してきた研究によって、日本の木造住宅の建設が、日本の製材業、パプアニューギニアでの森林伐採というサプライチェーンを通じて、パプアニューギニアで多くの生物を絶滅の危機に晒していることが明らかになった。研究代表者らのこれまでの研究では、生物多様性を定量化するために、種数を使うことでサプライチェーンを通じた生物多様性への影響を明らかにしてきた。このような背景のもとで、ゲノムや系統情報を用いたさらなる研究を行う。