多孔質界面での流体ダイナミクスに基づくハイブリッド触媒の創製
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- 三浦 佳子
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H04825 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H04825
- 研究種目
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 理工系
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 5,200,000 円 (直接経費: 4,000,000 円 間接経費: 1,200,000 円)
研究概要
多孔質材料への物質輸送において界面の境膜が相間移動触媒として働くことを考え、固定化触媒と組み合わせ、ハイブリッド触媒を調製する。固定化担体として、ポリスチレン誘導体を用いる。触媒の配位子のスチレン誘導体を、他のスチレンモノマーと共に重合することで、触媒を固定できる高分子を得る。多孔化については貧溶媒をポロゲンとした重合誘起相分離法によって得る。得られた多孔質高分子触媒について、フロー反応を検討する。多孔質材料に対するフロー反応では、強制対流効果によって、境膜に対する強い物質移動を引き起こすことができる。界面での強い撹拌効果によって、多孔質材料の界面自体が相間移動触媒として機能することを示す。