新規物性を有するエマルション食品の構造と内在成分放出挙動の相関
-
- 井倉 則之
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K05926
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K05926
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分38050:食品科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
エマルションは連続相中に異なる極性を有している液滴が分散した系となっていることから、それらに親水性成分と親油性成分のいずれをも内在させることが可能である。そのため、エマルションからの内在成分のリリース挙動は単純な系とは異なることが知られている。また、このようなエマルションの連続相あるいは連続相と分散相の界面をゲル化させることで、独特な物性を有したエマルションを作製可能となる。本申請では連続相だけではなく、連続相と分散相の界面に存在する乳化剤にもゲル化可能な成分を選択することで、独特な物性ならびに内在成分の維持能を有した新規エマルション食品の作製を目的とする。