膵星細胞活性化遺伝子に着目した小胞体由来のオートファゴソーム膜起源の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K09036
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K09036
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
膵癌は非常に予後不良な癌の1つであり、その浸潤、転移のメカニズムを解明することは新たな治療方法の開発に必須の課題である。膵癌細胞の増殖、転移、浸潤に重要な役割を果たしている膵星細胞の活性化にオートファジーが関与しており、これを抑制すると膵癌の転移移、浸潤が劇的に抑制されると考えられている。近年、オートファジーの起源である隔離膜が小胞体から発生することが報告され、オートファジーと小胞体の関係が注目されている。本研究では膵星細胞活性化遺伝子のうち小胞体に関わる遺伝子に着目し、隔離膜の発生、伸長を制御する分子を同定し、オートファジー制御の観点から新たな膵癌治療薬の開発を目指す。