色彩科学.社会包摂,色彩教育の連携による多様な色覚特性を受容する仕組みのデザイン
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21H04342
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21H04342
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分1:思想、芸術およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-05 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 38,870,000 円 (直接経費: 29,900,000 円 間接経費: 8,970,000 円)
研究概要
色覚異常に関わる問題は,「色覚異常」の見分けられない色の問題,社会における「色覚異常」の認知のされ方の問題,小学校や中学校での「色覚異常」に対する色彩教育の問題,遺伝学的な問題などの多分野にわたるため,色彩に関わるできるだけ多くの分野が連携して問題解決にあたらなければない.本研究では,アートによる社会包摂という,色覚分野では今までなかった新しい観点を導入し,これに色彩科学,色彩教育を加えた3つの分野の連携と融合によって,色覚異常を理由に色彩が関わるアートを避けてしまう人でも不安なく自由にアートに関われる環境,関係,そして,その仕組みをデザインすることを目的とする.