悪性神経膠腫におけるテモゾロミド耐性獲得においてオートファジーが果たす役割の解明

研究課題情報

体系的番号
JP22K09290
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
22K09290
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関
  • 鹿児島大学
研究期間 (年度)
2022-04-01 〜 2025-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
3,120,000 円 (直接経費: 2,400,000 円 間接経費: 720,000 円)

研究概要

すでに、グリオーマ細胞株であるU251細胞株より、TMZ耐性の性質を有した細胞株を樹立培養し、基礎実験を行っている。オートファジーの阻害剤であるバフィロマイシン (BA) 存在下では、TMZ耐性が喪失することを見出した。BA存在下での生存率の低下は、耐性株のみで認められた。 これらは、グリオーマにおける、TMZ耐性獲得にオートファジーが関与していることを強く示唆する。よって、TMZ存在下でのオートファジー関連分子動向を詳細検討することで、TMZ耐性機序を明らかとする。

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