独創的方法により作成したiPS肝細胞を用いた新規肝不全治療法の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K08735
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K08735
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
肝移植医療において肝移植後拒絶反応は解決すべき問題である。患者本人の細胞からiPS肝細胞(iPS-Heps)を作成し、それを肝移植と組み合わせることで、肝移植拒絶反応を克服する。iPS細胞からiPS-Hepsを作成する方法はこれまで報告されているが、肝不全患者の救命に必要な大量の肝細胞培養は現状のiPS-Hepsでは不可能である。iPS細胞から分化させた星細胞(iPS-Stellates)と共培養することで、iPS-Hepsの効率的な分化・増殖法を開発した。PS-Stellatesとの共培養によるiPS-Hepsの分化・増殖メカニズムを明らかにし、普遍的なiPS-Heps大量培養法を確立する。