ヒト聴覚の時間分解能への包括的アプローチ ー理論、脳機能解析、検査、訓練ー
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H00174
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H00174
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分10:心理学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 48,620,000 円 (直接経費: 37,400,000 円 間接経費: 11,220,000 円)
研究概要
音の時間変化を検知する能力、即ち時間分解能は音声知覚に必須の機能である。ヒト聴覚の時間分解能は鋭敏で聴覚末梢系の処理を反映すると考えられてきたが、近年矛盾する結果が出ており、新たな理論や神経基盤の解明が待たれている。時間分解能の低下は聴覚障害の一因となるが、耳鼻咽喉科の検査項目に時間分解能は含められておらず、診断や治療を妨げている。聴覚障害による死亡率の増加と莫大な経済損失は重大な社会的問題であり、診療用の時間分解能検査の確立と低下改善手法の開発が早急に望まれる。本研究では、基礎から臨床までの聴覚時間分解能の課題に対し、理論、脳機能計測、検査、聴覚訓練の研究を連携して取り組む。