ヒト直交性酵素と新規増感システムを用いる超高感度膜抗原検出法
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H00467
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H00467
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 46,020,000 円 (直接経費: 35,400,000 円 間接経費: 10,620,000 円)
研究概要
がん治療においては、個々のがんに有効な制癌剤を個人レベルで特定するコンパニオン診断が極めて重要である。しかし、現在、まだ有効な方法がない。細胞膜抗原は、細胞の性質を直接反映しており、これらを同定することは、コンパニオン診断の最も有効な手法である。ただ、診断に重要な膜たんぱく質の大半は発現量が低く、細胞や組織を用いる従来の手法では検出できない。本研究では、これまでに開発した新規な分子プローブシステム(CLAMP法)に、独自に探索したヒトに存在しない酵素(直交性酵素)を適用することで、多種類の膜抗原同時検出のためのCLAMP法を確立して実用的ながんコンパニオン診断(HOE-QS)を実現する。