手書き文字認識を組み込んだ記述式自動採点システムの開発と改良
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K28201 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K28201
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分62030:学習支援システム関連
- 研究機関
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- 独立行政法人大学入試センター
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,070,000 円 (直接経費: 13,900,000 円 間接経費: 4,170,000 円)
研究概要
記述式試験は多肢選択に比べ測りたいことを直接的に測っているとされ、採点が適切にかつ受容可能な時間で処理できるなら、利用価値が大きいと考えられている。文科省も「思考力・判断力・表現力等」を測定するため、大学入学共通テストでの導入を検討してきた。大学入試のあり方に関する検討会議では、令和7年以降の大学共通テストでの導入は直ちには実現困難であるが、個別大学では記述式問題の出題を推進するとの提言を出した。こうした流れの中で記述式導入の鍵となるのは、人間並みに精度をもった自動採点システムの実現である。我々はこれまで行ってきた自動採点の研究に、最新の自然言語技術を取り入れ、実用的なシステムの実装を目指す。