腸管ディスバイオシスによる移植免疫メカニズム
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- 野口 浩司
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K17586 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20K17586
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
移植した腎臓を長年活用するための生着率の向上には、拒絶反応のコントロールが重要である。拒絶反応が生じるメカニズムの一つとして、近年、腸内細菌叢に影響を与える歯周病と腎移植後拒絶反応との関連性を報告するReviewがある。 本研究では、①歯周病原細菌を経口投与して腸内細菌叢のバランスを変化(腸管ディスバイオシス)させたマウスに皮膚移植を行い、歯周感染症に起因する拒絶反応のメカニズムを明らかにする。また同時に②その細菌叢をプロバイオティクス投与により再度正常化させたときに得られる拒絶の抑制効果を検証・解明することを目的とする。