ヴァイマル期における性科学研究所の展開―労働運動・ジェンダー・地域の視点から―
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K00949
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K00949
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
- 研究機関
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- 津田塾大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 3,900,000 円 (直接経費: 3,000,000 円 間接経費: 900,000 円)
研究概要
1)①労働運動史、②ジェンダー史、③地域史の3つの方向性を駆使し、イエナという地域における活動家として脚光を浴びるホルバインという人物を中心にした分析は独自性と創造性の担保と考えられる。 2)性科学から地域的特性の抽出という手法 テューリンゲンという地域分析に性科学的知見を結合させながら、ホモソーシャル実態解明とそれをナチ台頭と関連付けようとする試みは、男性史やクィア史の研究成果の歴史学的実証という意味からユニークである。 3)研究拠点の創設 テューリンゲンの中心都市イエナを研究拠点とし、その活用を前提とする点は他にない独創的な点である。