インフラマソーム応答型ナノ造影剤によるNASH超早期診断法の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K18325
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K18325
- 研究種目
- 挑戦的研究(開拓)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分90:人間医工学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-07-09 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 22,750,000 円 (直接経費: 17,500,000 円 間接経費: 5,250,000 円)
研究概要
炎症性疾患にはNASHをはじめ、機序、診断法、そして治療法が開発途上にあるものも多く、炎症初期の重要なステップであるインフラマソームの解明が喫緊の課題となっている。そこで本研究では世界初の造影剤を使ったインフラマソームのリアルタイムイメージングと、抗炎症剤の同時放出による診断・治療融合システムを実現する。我々はこれまでに培った独自のナノ分子工学を駆使することでこれを実現する。直径10nmのタンパク質ナノカプセル表面へのアンテナ分子修飾による組織標的化と、インフラマソームに応答してナノ構造が崩壊する仕組みを構築し、標的組織に到達した後、MRIが劇的に変化するシステムを構築する。