がん細胞におけるシスチン取込みトランスポーター活性の新規概日リズム制御機構の解明
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- 山内 智暁
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KJ2383 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 22KJ2383
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分47040:薬理学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-03-08 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,200,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
様々な生物の生理機能には約24時間周期の概日リズムが認められ、時計遺伝子と呼ばれる遺伝子群によって転写・翻訳レベルで制御されている。しかし、遺伝子の発現に概日リズムが認められないにも関わらず分子の機能に概日リズムが認められる事例は複数存在しており、体内時計から表現型としての概日リズムが生じるメカニズムについては未解明な点が多く存在している。本研究では、がん細胞において高発現しているアミノ酸トランスポーターxCTの機能の概日リズムに着目し、生体分子の機能の概日リズムが遺伝子発現ではなく、タンパク質の翻訳後修飾のリズムにより引き起こされているという新規の概日リズム制御機構を明らかにする。