ナノプラスチックのベクター効果:生態影響評価に向けた数理モデルの構築
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- 高井 優生
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KJ2453
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22KJ2453
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分64010:環境負荷およびリスク評価管理関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-03-08 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 1,700,000 円 (直接経費: 1,700,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
現在、水環境ではマイクロプラスチック(粒径5 mm以下のプラスチック粒子、MP)およびナノプラスチック(粒径1 um以下のプラスチック粒子、NP)による生物影響が懸念されている。これまでの知見により、MPが化学物資の生物体内への取り込みを加速させること、いわゆるベクター効果を有することが報告されている。さらに、微細MPは魚類の消化管やえらから体内に容易に取り込まれ、また、一度体内に取り込まれた微細MPは長期にわたって魚体内に残留する可能性が見出されている。本研究では、魚類における微細MPのベクター効果を定量的に評価することを目的とする。