計算化学の援用に基づいた生体適合性イオン液体を用いた金属抽出
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- 後藤 雅宏
- 研究代表者
- 九州大学
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- FAJAR ADROIT
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KF0286
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22KF0286
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分27010:移動現象および単位操作関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-03-08 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,200,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
本研究では、機械学習(ML)を用いて、高選択性かつ低環境毒性を有する金属抽出用イオン液体(IL)を開発することを目的とする。 金属資源は、現代技術において重要な構成要素ですが、その資源は厳しく制限されている。また、現在の金属採掘産業は、有毒な化学物質を含む高エネルギープロセスに依存している。そのため、グリーンな試薬を用いた効率的な抽出システムが求められている。 このような背景下、本研究では、機械学習を組み込んだ計算科学の手法で、レアメタル分離に最適な抽出剤を分子設計し、その評価を実際に化学実験を通して検証する。本研究では、SDGsの観点から生体適合性の抽出剤を開発する予定である。