胃癌のIFNγ応答パターンからみる腫瘍関連好中球とTIL-Bのクロストークの解明
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- 藤本 崇聡
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K19393
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K19393
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
癌免疫におけるインターフェロンγ(IFNγ)は長期間曝露により免疫細胞疲弊化を引き起こす。好中球はIFNγ刺激などで抗原提示能を獲得することが報告されているが、腫瘍浸潤B細胞(TIL-B)との相互作用の解明については不十分である。本研究では胃癌におけるIFNγの応答性を主軸とした腫瘍関連好中球と TIL-Bのクロストークの未知の機構の解明を目的とし、scRNA- seq解析を用いて、好中球の機能別にサブタイプの解析し、相互作用に関わる分子を検討する。次に、関連が示唆された分子をターゲットとして多重免疫組織学染色を行い免疫細胞の空間的局在の評価と局在に応じた機能の解明を行う。