日本近海の海洋変動の統合的理解
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24H02221
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24H02221
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
- 研究機関
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- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2029-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 135,850,000 円 (直接経費: 104,500,000 円 間接経費: 31,350,000 円)
研究概要
世界の海に比べて日本近海は約2倍の速さで温暖化している。加えて、2010年以降の親潮の北退、2017年からの黒潮大蛇行など、我が国を取り巻く海流・海洋環境は異常状態に突入している。本研究課題では、この急速な海洋環境変化を理解するために、近年開発された高解像度データなどを分析することで海流変動機構を解明し、日本近海での海水温上昇や海洋生態系への海流の役割を明らかにする。そして、変動が著しい黒潮・対馬暖流分岐域での船舶観測を実施することで、我が国を襲う豪雨等の気象災害への海流の影響解明に挑み、海流・海洋環境・気象災害の観点から日本近海海洋変動の統合的理解を実現する。