本研究の目的は,ボルト型多軸力覚センサの開発である.スポーツクライミングの運動解析において重要な,ホールドにかかる力の計測を目的とし,ホールドを固定するためのボルトを力覚センサ化する.これにより,クライミングジムの壁やホールドへの加工,力覚センサの導入による課題の難易度変化を必要としない,新たなホールド力計測システムを実現する.