新たな有機農業の展開に向けた有機水耕認証の創出―社会経済効果の解明と技術開発―
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K23711
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K23711
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分41010:食料農業経済関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,160,000 円 (直接経費: 13,200,000 円 間接経費: 3,960,000 円)
研究概要
本研究では、有機性廃棄物から肥料成分を分離濃縮回収した濃縮バイオ液肥(Bio-CLF)について、その主要成分であるアンモニア態窒素を硝酸態窒素に変換する硝化技術を開発し、養液栽培用のBio-CLFを製造する。そして、これを用いて、トマトやレタスの栽培を行い、養液栽培に向けた栽培技術の開発も進めていく。第2は、米国の有機認証団体や国内でもUSDA有機認証を取得している事業者などに対する調査を踏まえ、我が国への有機水耕栽培の導入可能性について明らかにする。第3に、慣行化学肥料生産と比較したBio-CLF生産の温暖化ガス削減効果を評価するなど、環境面からのBio-CLF生産の優位性を検証する。