MHC-I 転写活性化因子NLRC5のCOVID-19における役割
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K24145 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K24145
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分49070:免疫学関連
- 研究機関
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- 北海道大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
ウイルスに対する生体防御にMHC class I (MHC-I)分子によるT細胞への抗原提示は必須である。しかしウイルスの中にはMHC-I 経路を抑制する事により免疫から逃避するものがある。近年我々はMHC-Iの主要転写制御因子の同定に成功した。さらに新型コロナウイルスがMHC-I経路の誘導を抑制する事、そしてそれはMHC-I主要転写制御因子であるNLRC5の転写と機能の両方を抑制する事によって引き起こされる事を見出した。本研究では、新型コロナウイルス感染症における免疫系抑制に至るメカニズムの解明を行う。本研究の結果は新規治療開発に大きく寄与すると考えられる。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040862776832977536
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN