嗅覚受容体における匂いの混合物応答モデルの確立
-
- 稲垣 成矩
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K01702
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K01702
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分38050:食品科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
自然界の匂いは、複数種類の匂い分子から構成される。従来、匂いの混合物に対する嗅神経細胞の応答は、その構成分子に対する応答の単純な足し合わせになると考えられてきた。しかし実際には、匂いを足し合わせると、元の匂いからは想像できない匂いになることがある。本提案では、嗅覚受容体のアロステリック効果を考慮した混合物応答モデルを確立する。そして、未知の混合物に対する嗅覚受容体の応答を予測可能なプログラムの開発を目指す。これにより、混合物に対する情報処理の理解が進むのみならず、調香師の知識や経験に基づかない匂いの設計にも繋がることが期待される。
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1040862776835937664
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- KAKEN